準備0号
以前、オーストラリアのゴルフ場で、たった一人、誰もいないコースをプレーする機会に恵まれた。夕焼けがきれいな確かリンクスで、風景に見とれながら日暮れまで6ホールほどを回った。ボールの行った地点にカートを移動させて、打つ。それだけ。会話もない。真っ赤に染まる雲がゴルフ場全体に反射して、黒澤の映画を見るような夢心地の数十分だった。夕景も素晴らしかったが、たった一人というのも、何か妙で、強く記憶に残っている。以来、無人のゴルフコースでプレーしたことはない。
それもそのはずで、人生と同じように、ゴルフには出会いが常に待っている。原則、一人でプレーすることはないのが、日本のゴルフである。必ず脇に誰かがいる。ゴルフ場へ行けば、メンバーとの出会い、親交、友情も生まれてくる。一目惚れのコースもあるのだから、コースへ行くこともまた出会いといっていい。ゴルフ場にはスタッフもいるから、その人たちとのコミュニケーションもある。
わかりやすく、切実なのは、クラブ、道具との出会いではないか。しっくりくるパターに出会えた人は、なんと幸運なんだろう。新しいドライバーから伝わるグリップの感触は、あしたのショットをいろいろとイメージさせてくれる。
人、ゴルフ、コース、クラブ。毎週のようにゴルフをしながら、日々の中で感じたこと、あったことをボチボチと。9月から、週一ゴルファーならぬ、週一ブロガーを楽しんでみたいと思う次第。いつまで続けられるか。










